精力剤・勃起薬の医薬成分

精力剤・勃起薬の医薬成分

■精力剤・医薬成分

 精力剤・医薬成分は、一般的に対症療法が主体となります。機能が低下した部分に直接作用し、機能亢進を図るのを目的とした成分です。

クエン酸シルデナフィル(バイアグラ)
塩酸バルデナフィル(レビトラ)
ダダラフィル(シアリス)
テストステロン
ストリキニーネ
ヨヒンビン

■クエン酸シルデナフィル(バイアグラ)

 バイアグラは米ファイザー社によって開発された世界初の経口ED治療薬で、1998年3月に米国FDAで承認され、狭心症の治療薬を開発中に勃起作用が発見されたというエピソードもあります。

 日本国内では1999年3月に日本ファイザー社から発売されましたが、それまで経口ED治療薬というものは存在しなかったため、バイアグラの出現によってED治療は革命的な局面をむかえました。

 現在バイアグラは世界120カ国以上で承認され広く普及しており、世界で3500万人の男性が使用しています。 ファイザー社の資料によると1秒間に6錠のバイアグラが処方されていると推計されているそうです。

 バイアグラはPDE-5阻害剤と呼ばれるED治療薬で、作用機序は陰茎海綿体で勃起に関与するPDE-5という酵素の働きを抑える(阻害する)ことによって、勃起の持続力を促すというものです。

 服用して1時間くらいで効き始め4時間くらい効果は持続しますが、刺激に対して反応しやすくなるというだけで、勃起したままになるというわけではありません。

 バイアグラは陰茎海綿体に直接作用するもので、性欲には影響なく精力増強剤ではありません。

 
◆ 輸入品バイアグラについて、バイアグラ100mgは国内未承認薬

 バイアグラを個人輸入で入手する方は多く、国内でもそれが人から人へと大量に出回っているようですが、問題は個人輸入品のバイアグラには偽物が多いことで、日本ファイザー社の実態調査によると個人輸入の80%が偽物という分析結果がでています。

 偽物はどこで製造されたものかまったく不明で、成分や製品の製造過程に問題があることが多く、健康被害のおそれもありますので、医療機関で処方された安全な純正バイアグラを安心して使ってください。

■塩酸パルデナフィル(レビトラ)

 レビトラは、独バイエルヘルスケア社で開発されたED治療薬です。
 国内ではバイアグラに次ぐ二番目のED治療薬として厚生労働省の承認を受け2004年6月に販売されました。

 作用機序はバイアグラと同じく陰茎海綿体にあるPDE-5 という酵素の働きを抑えるものです。 レビトラの特徴は副作用が少なく、早く効いて長く作用すること。食事をして早めに飲んでも効果が落ちにく、飲んで15~30分と早く効き始め、10mgは4時間、20mgは8時間以上作用します。

 レビトラは満腹状態からは30分以上、脂っこいもの(天ぷら、焼肉など)を食べた後は1時間位はあけて飲んでください。

 レビトラは前立腺ガンの手術後や重度の糖尿病や脊椎損傷によるEDにも有効性が認められており、うつ病によるEDにも効果的で、その結果うつ状態が改善したという報告もあります。

 特に20mgの「早く強く効く」というのが日本人の気質とニーズにとてもあっているようで、国内でも20mgでの使用が主流になっているようです。

■タダラフィル(シアリス)

 シアリス(一般名:タダラフィル)は米イーライリリー社で開発され、欧米では2003年から販売されており、 すでに世界100カ国で1千万人以上の方に使用されています。
 国内では、日本イーライリリー社から2007年9月に発売されました。

 シアリスの最大の特徴は、ED治療薬の中では薬の持続時間が36時間と格段に長いことで、バイアグラの4時間、レビトラの4~8時間に比べても大幅に長く、その効果は夜に服用すれば翌日一日中とその翌朝まで持続します。

 シアリスの発売時期は国内ではバイアグラより8年も遅かったのですが、この圧倒的なロングパワーが人気となり、シェアはすでにバイアグラにせまる勢いのED治療薬となっています。

※36時間の持続効果というと、「そんなに長く効いても困る・・」「36時間勃起したまま??」と心配にもなりますが、刺激すると勃起するという作用なので、ず~と勃起したままになるのではありません。

 服用中の飲酒は多少なら問題ありませんが、アルコールはEDの要因の1つでもありますので、飲みすぎるとシアリスも効かなくなります。

  満腹だと効きにくいので、食事をしたら1時間位あけてから服用してください。
シアリスもバイアグラ、レビトラ等と同じく空腹時が吸収がよく早く効きます。


■テストステロン

 テストステロン (testosterone) は、アンドロゲンに属するステロイドホルモンで、男性ホルモンの一種。

 思春期以降の男性では睾丸からの分泌が顕著に増加し、男性的な特徴が形成される。

 一般に25歳をピークに30歳ごろから減少し始め、年1~2%の割合で減少する。
テストステロンの減少は男性更年期と呼ばれるが、女性の更年期ほどに急激にホルモン分泌は変化せず、身体や精神に与える影響も個人差が大きい。

 テストステロンの減少率は個人差が大きく、70代になっても30代の平均値に匹敵するテストステロン値を維持している男性も多い。

■ストリキニーネ

 ストリキニーネ (strychnine) はインドールアルカロイドの一種で非常に毒性が強い。

 ストリキニーネは脊髄に対する強力な中枢興奮作用を有する。摂取から30分ほどで激しい強直性痙攣、後弓反張(体が弓のように反る)、痙笑(顔筋の痙攣により笑ったような顔になる)が起こるが、これは破傷風の症状に似ている。

 また、刺激により痙攣が誘発されるが、最悪の場合、呼吸麻痺で死に至る。なお、心循環系、消化器系には影響を与えない。

■ヨヒンビン

 ヨヒンビン(yohimbine)は、勃起中枢を刺激して、外陰部の血管を拡張させ、陰茎海綿体に血液の充満を促し、男性機能を高める働きがあると言われている。

 また催淫作用があるとされているが、作用機序的には生じた興奮を減弱させる因子を遮断するように働くと考えられる。

 興奮にたいして積極的には作用しないので増量しても効果が増強するよりはむしろ副作用の発現・増強を心配する必要がある。

 副作用としては嘔吐や大量服用の場合は延髄麻痺による死亡例が知られている。

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製薬会社の医薬担当者として25年、医学博士・薬学博士などの情報をもとに、過激な煽り広告に惑わされない精力剤の基礎知識を集約しました。

まだ、基礎の基礎ですが、随時情報を追加していきます。

精力剤選択の少しでも参考になれば幸いです。

 




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